教員の早期退職問題

教員の早期退職問題が、世間を騒がせている。
このブログでは、政治と宗教の問題には、触れないことにしているので、
ここでは、政治の問題は抜きにして考えたい。

法律的には、早期退職に何の問題もないだろう。
「許されないこと」と発言する文科相もどうか・・・。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2403V_U3A120C1CC1000/

法律的には問題なく、経済的には早く辞めた方が良いのであれば、あとはモラルの問題か。
そもそも、教師を単なる職業としてとらえるのかどうか・・・。
「教師」ではなくて、「教員」。

もし、本人がそうとらえ、安定した職業として選び、働いて来て、退職金が少しでも多い方を選ぶのであれば、仕方がない。
損得もあれば、個人の事情もあるだろう。
その人にとっては、「師」としての喜びは、退職金の差額に勝るものではなかった、と言うことだ。

但し、その人は、生徒たちにとって、もう「恩師」にはなれないだろう。
同窓会やクラス会にだって、生徒たちが呼ばなければいい。
生徒達には、その権利はある。
卒業アルバムからも削除してくれ、と言ってもバチは当たらない気がする。

そう言う人たちが、教師をし続けて来たことの方が大問題ではないだろうか。
採用基準や選抜方式は、どうだったのだろう?

退職金差額と給与の相殺を考慮すると、50数万という試算もあるらしい。
自分が教師だったら、その額のために、「恩師」であり続けることを放棄することはしないだろう。
ずーっと、「先生」と呼ばれ、尊敬され、慕われていたいからね。

企業でも、「辞め方」はその後の付き合いに、大きく影響する。
周囲迷惑をかけずに、辞めた人は、退職後も会社に遊びに行ったり、元の同僚たちと飲んだり、新しい仕事でも、それまでの人脈を使ったりしている。
でも、迷惑をかける形やタイミングで辞めた人は、そうはいかない。
(でもそう言う人に限って、周囲にそう思われていることに気付いていなかったりする・・・)

ところで、愛知県は早期退職者の数が多い。
大変、残念・・・。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130123/k10015007351000.html

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