経営とは判断すること、決断とは判断できないことを決めること

「経営とは決めること、決断とは判断できないことを決めること」
(誰の言葉かは忘れてしまったが・・・)

「戦略とは捨てること」とは、良く言われる。
優先順位を付けなければ、戦略は成立しない。

しかし、いざとなると、あれもこれもと欲張りがち。
そのなかで、答を出すことが経営だ。

しかし、論理で「判断」できることばかりではない。
いくら考えても答が導き出されないこともある。
それでも、経営トップは、決めなければいけない。

それこそが「決断」だ。

その時の根拠は何か?
経営者を9年間やってみて、少しわかったことがある。
それは、「ぶれないポリシー」が必要だと言うことだ。
極論すれば、好き嫌いで決断することにはなるのだが、それが、毎回違う方向では、経営方針・経営戦略が揺らぐし、従業員はついて来られない。

結果がどうであれ、後悔しないくらいの、「思い入れのある好き嫌い」を、
会社のポリシーとして、まとめておけると、決断の「背骨」となる。

それこそが、「決断力」の源になるのだと思う。

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